2004年のプレスリリース



日本の伝統的なコモディティ市場にFIXが参入
ケーススタディ:ひまわりCX−東京工業品取引所DMAプロジェクト

東京工業品取引所、伝統への挑戦:日本では米の売買を中心とした商品取引は最古のビジネスの一つである。東京工業品取引所(TOCOM)は東京のいわゆる「下町」に位置する。「下町」とは江戸時代に始まった呼び名であるが、当時から商人達の住む活気にあふれた地域であった

TOCOM周辺では、昔の商人達が住んでいたころの面影が残っている。ここは現在、東京の商品ブローカーの多くが本社を構える所でもある。現在のTOCOMは近代的で最新のテクノロジーを活用しており、今回初めてシステム・レベルで標準化されたアクセスに改善するため、総数115の会員(ブローカー会員を含む)に初めてFIX接続を提供しようとしている。TOCOMは今から約20年前、1984年11月1日に、東京繊維取引所(1951年設立)、東京ゴム取引所(1952年設立)、東京金取引所(1982年設立)の3つを合併して現在の形での設立となった。現在TOCOMは、プラチナ、ガソリン、灯油、ゴムの先物取引では世界最大、そして金に関しては世界第2位の市場となっている。

TOCOM Trading Volume

Source: TOCOM The Tokyo Commodity Exchange 2003-2004

2003年6月以来、日本の商品先物取引の決済期間はT+2からT+1へと短縮された。さらに、取引の増加に伴って、出来高の増加、上場銘柄の拡大、発注の加速化など、TOCOMの市場を取り巻く環境にかなりの変化がもたらされるようになった。その結果、TOCOMは2003年1月、その技術関係のインフラに再投資し、電子取引に対応するための新しいトレーディング・システムを導入した。

日本の伝統的なビジネスエリアにFIX接続が出現したことで、日本国内外のソフトウェアベンダーはISV(独立系ソフトウェアベンダー)として登録する必要性を強く感じている。現在TOCOMが認定しているISVは6社いる。ソフトウェアベンダー各社は日本の商品先物の電子取引に絶大な可能性があると見ている。2004年初期、TOCOMに一般的なアクセスを提供するために、会員にネイティブ・ゲートウェイへのFIX接続を提供するという戦略的決断を下した。ここで、TOCOMが国外在住の「ノンブローカー会員」の多くにライセンスを与えた点は注目に値する。これらの多くは東南アジア、米国、ヨーロッパに本拠を構える。


Top 10 Global Futures Exchanges in 2003(commodity futures only)

Source: TOCOM FIA

FIX業界では度々見落とされがちだが、日本国内の商品取引ブローカーは、証券取引ブローカーに劣らぬ最新技術を取り入れている。国内の商品取引ブローカーは、国内外の注文の流れを電子的に捕らえるための手段を積極的に取り入れる意気込みを見せている。
このお陰で、顧客にとっては商品先物取引の決済がより速く、効率良く行われることになり、ブローカー側でも顧客側でもSTP(Straight Through Processing)を促進させることになっている。

ひまわりCX:TOCOM会員のFIX接続先駆者
TOCOMの商品取引ブローカー大手、ひまわりCXは2004年秋、ISV登録ベンダーであるメタビットに、FIXゲートウェイ設置に関して打診してきた。ひまわりCXは、主に石油、貴金属、ゴムの先物取引を行っているバイサイド顧客の注文の流れをFIXに準拠させるのが目的であった。この方法でバイサイドにはSTPを提供することになり、同時にひまわりCXとバイサイド双方にパフォーマンスの良い、拡張性に優れた執行機能を提供するものである。

ひまわりCX社常務取締役茂木八州男氏談:ひまわりグループは商品、証券、為替市場等を含む幅広いサービスを提供しています。ひまわりCXは日本で商品取引のライセンス登録をしており、24時間体制で国内外の商品先物とOTC市場を扱う唯一の企業です。海外のヘッジファンドや機関投資家を含むひまわりCXの幅広い顧客層の間で、最近TOCOM取引の関心が高まっています。ひまわりCXは顧客サービスを充実させるため、技術面でも業界のリーダーたるべく努力をしております。当社は日本の商品市場でFIXを活用した最初のブローカーです。TOCOMが自社のゲートウェイへFIX接続を開始したのに合わせて、ひまわりCXは業界の先駆者としてメタビットのMLH™ (市場流動性ハブ)を通した顧客サービスを開始しました。ひまわりCXはTOCOMの承認の下、メタビットのデータセンターであるMLH™ に全てのFIX接続を委託し、バイサイド顧客に提供するものです。

このFIXゲートウェイは、取引所ではなく
ISVとブローカー会員によって推進された点でユニークである。



このプロジェクトは、ISVとブローカーが共同で取引所に働きかけ、TOCOMのネイティブ・ゲートウェイへのFIX接続を実現したユニークな状況だったと言えよう。アイデアは関係者間で討議され、その結果TOCOMがそのネィティブ・ラインハンドラーにCameronFIXゲートウェイを構築する計画を承認した。ひまわりCXはメタビットにCameronFIXゲートウェイの作成とMLH™ での運用を委託した。TOCOMの認可を受けるには、ひまわりCXがメタビットのリアルタイム・モニタリング・ツールであるXiliX™ を活用することが不可欠であった。これは、ひまわりCXが電子発注を手動でキャンセルしたり、修正したりする必要があったからである。XiliX™ は場が引けてから、当日の約定報告を社内システムに電子送信できるというメリットももたらした。

当初、ひまわりCXはTOCOMに接続するいくつかのソリューションを分析した。中には、TOCOMが提供するもう一つのFIXゲートウェイの活用も検討された。分析の初期段階ではTOCOMの新しいFIXゲートウェイに接続する自社のFIXエンジン購入も検討した。しかしこの案は、自社専用のアーキテクチャを構築した際の、パフォーマンス基準、また日々の運営の際に複数のシステムとソフトウェア・プロバイダーに頼らざるを得ない状況を鑑み、否決された。最終的には、TOCOMのネイティブ・ゲートウェイに接続するCameronFIXゲートウェイを新設するのがより価値のある、しかも強力な選択肢であると判断された。こう考えた背景には、TOCOMゲートウェイに直接接続することにより、パフォーマンスがさらによくなる、持続性が確保される、海外のバイサイド顧客、ならびに東京事務所から取引所への不必要な「通過点」の数を減らせる等の利点が挙げられる。

メタビットMLH™ 内のCameronFIXゲートウェイからTOCOMへ
ひまわりCXは最終的にFIXに関するインフラとゲートウェイの全てをメタビットのMLH™ (市場流動性ハブ)に委託するという結論に達した。MLH™ はシンガポールテレコムが東京で管理するデータセンターで運用されており、中核となるインフラと基本のアーキテクチャはすでに設置されていたため、3ヶ月という期間内にプロジェクトを完了させることができた。MLH™ では既に、メタビットのマルチブローカー・トレーディングツールであるXiliX™ とCameronFIXが稼動しており、世界中のバイサイド顧客に日本市場の流動性へのアクセスを提供していた。TOCOMで取引される商品先物へのFIXアクセスを提供するために、この同じインフラとトレーディングツールを活用するのは当然のことであった。

ひまわりCX社がTOCOMのFIXゲートウェイをメタビットのMLH™ に委託するにいたった主な理由は以下の通りである
  • TOCOMへのFIXゲートウェイをサポートする際のリスク軽減
  • 「一社で全て調達」つまり、ひまわりCXにとってもバイサイド顧客にとっても、メタビット一社が日本語でサポート、メンテナンス、市場に関する専門知識全て請け負ってくれるという利点
  • 不必要な「通過点」の数を減らし、執行サイクルを短縮
  • CameronFIXによるTOCOM接続の最高のパフォーマンスと持続性に対するバイサイド顧客からの高い支持
  • CameronFIXの機密度の高いデータの持続性に加えハイアベイラビリティー(ホットスタンバイ)
  • 発注の流れをリアルタイムでモニタリングと編集することが可能なユーザー・インターフェイス
  • 顧客のFIXインフラを問わず、バイサイド顧客からひまわりCXへの注文増を見込んだ拡張性の高さ
  • 外国為替取引など、ひまわりCXが同じインフラを使用して他のサービスへ拡張できるMLHTMの戦略的価値
  • メタビットのFIX技術と日本市場に関する専門知識
  • ひまわりCXの顧客にとって、MLH™ の核にCameronFIXが使用されることにより、日本のものも含む他のFIXエンジンへの円滑な接続が保障される点
  • 人件費、ソフトウエア、インフラ、取引の手動操作にかかるコストの削減
純粋なFIXゲートウェイ
TOCOMのトレーディング・ゲートウェイ端末はTCP/IPを通してメッセージ・ベースのAPIを提供する。TOCOMトレーディング・ゲートウェイ端末のAPIをFIXメッセージに転換することが最大の難点であった。メタビットはFIXプロトコルの基準を妥協せず、純正なFIXゲートウェイをデザインすることを責務とした。純正で、FIXプロトコルの記述事項に忠実で、基準とされるFIXセッションとアプリケーション・レイヤーを維持することに最大の注意を払った。

純正FIXにこだわったのは顧客がMLH™ に接続する際に、どのFIXエンジンを使用しても問題が発生しないソリューションを提供する為である。

どのFIXバージョンに対応させるかも論議の的となった。バイサイドの顧客の多くはFIXバージョン4.2を使用しているものの、FIX4.3はデリバティブ取引のサポートを強化しており、FIX4.4はポジション・メンテナンス・リクエストとレポートのメッセージをサポートする。TOCOMの新しいFIXゲートウェイは最終的にFIXのバージョン4.2以上全てサポートすることになった。

メタビットはまず、OrderIDとClOrdidのFIXタグとTOCOM側の識別を含め、ネイティブAPIを抽出してFIXプロトコルに換えることから始めた。さらには、TOCOMのハイアベイラビリティー、フェイルオーバー、リカバリー機能をサポートする点に留意し、顧客に対してスタンダードで、ハイアベイラビリティーで、復元力のあるFIXセッションが提供できるよう注意が払われた。

今回の企画の更なる留意点は、ネイティブ・ゲートウェイと同じレベルのパフォーマンスを維持することにあった。バイサイド顧客はTOCOMのネイティブ・ゲートウェイに直結していると実感し、MLH™ やFIXゲートウェイを介していることによる不備を感じることは一切あってはならなかった。CameronFIXゲートウェイは従来のパフォーマンス・レベルを軽く超えているということは初期段階のテストで既に証明された。

今回の企画は限られた期間内にソリューションを提供しなければならなかったが、これを可能にした背景には、XML規定のメッセージ転換機能である新しい「技術転換モジュール(Technology Transformer Module)」を再活用したことが挙げられる。この「技術転換モジュール」はMLH™ に入ってくるFIXの異なるバージョンを転換したり、顧客毎のFIXプロトコルの運用の違いを調整したりするために開発されたものである。今回は、FIXメッセージをTOCOMのAPIメッセージに転換するために技術転換モジュールのインターフェースが適用された。この方法で、顧客は素早く、かつ効率よくシステム統合ができ、FIXプロジェクトの稼動までに要する時間を節約することができる。

FIX Global Vol 1 Issue 4 2004年12月

メタビット社、日本最大のコモディティ市場TOCOMへキャメロンFIXゲートウェイを提供
- ひまわりCX社より受託 -


2004年12月8日(東京)−コモディティ取引ブローカー大手のひまわりCX社は、東京工業品取引所(TOCOM)へ接続するキャメロンFIXゲートウェイ構築の為メタビット社を選択した。メタビット社はMLH(市場流動性ハブ)の運営とFIX導入のコンサルタント業務を専門とする。これは前例のない画期的な動きで、ひまわりCX社はメタビット社の「市場流動性ハブ(MLH™)」を自社のコモディティ取引用インフラとして活用できることになる。メタビット社は、TOCOM会員ブローカーに代わって、直接取引所売買システムへのキャメロンFIXのゲートウェイを提供することになる。これは、独立系ソフトウエア・ベンダー(ISV)を利用するサービスとしては国内のコモディティ市場初めての例である。

ひまわりCX社常務取締役茂木八州男氏談:ひまわりCXは24時間国内外の先物市場とOTC市場を扱う唯一の先物取引業者であり、日本国内はもちろんのこと、海外にも幅広い顧客基盤を開拓してきました。今回、業界で初めてFIX準拠のサービスを開始し、新たな海外の顧客を獲得していこうとする目的達成のためにはメタビット社の専門知識・技術は必要不可欠なものです。

メタビット社CEOダニエル・ブルギン氏談話:新しいキャメロンFIXゲートウェイは日本、並びに海外の投資家にTOCOMへのリアルタイム・アクセスを提供するものです。この度、ひまわりCX社がTOCOMへのFIXアクセス運営を当社に委託してくださったことを非常に光栄に思います。メタビット社のMLH™ は現在、既に東京、大阪、名古屋の各取引所とジャスダックの市場流動性へのアクセスを提供しておりますが、この度のTOCOMへのアクセスで日本市場を網羅することになります。

メタビットシステムズ社
メタビット社は2000年の設立以来、アジアの金融業界へ質の高いサービスを提供することにより業績を重ねてきた。メタビット社はバイサイドに、1)直観的なマルチブローカー対応のトレーディング・アプリケーションであるXiliX™、2)「MLH™ (Market Liquidity Hub)」を通した市場の流動性へのアクセス、そして3)FIXコンサルティング業務を提供している。さらに当社は、業務提携により世界有数のFIXエンジンであるキャメロンFIXの販売・サポートを行っている。
メタビット社はアジア全域にわたり、従来のITテクノロジーを利用する企業にFIXプロトコルを使ったソリューションを提供している。日本及び他アジア市場をターゲットにした大手バイサイド、セルサイドの金融機関を顧客に持つ。
問合せ先:広報部 伊藤航自、TEL:+81-3-3664-4160、kojii@meta-bit.com
www.meta-bit.com

ひまわりCX社
ひまわりCX社は日本の主たるコモディティ市場で活躍しており、国内外のコモディティと先物、OTCコモディティ・デリバティブ、外国為替取引を取り扱う。ひまわりCXはヘッジファンド、機関投資家、一般企業、ファンドマネージャー、個人投資家を対象とする。「ひまわり」の花が日中太陽の方角を向いているように、ひまわりCXの社員も、24時間営業稼動することにより、顧客の取引の関心事に注意を向けている。日々変化するマーケット情勢の下、世界の不安定なマクロ経済情勢の中、ひまわりCXの社員は顧客の投資判断に役立つような情報を提供するものである。
問合せ先:国際事業部 杉谷誠(Mac Sugitani)、TEL:+81-3-5400-3620
http://cx.himawari-group.co.jp/

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豪マルチブローカー対応のトレーディング・ツールを日本に輸出

オーストラリアが金融業界用ソフトウェア開発の基地として魅力のある場所であることは、東京を本拠地とするメタビットシステムズ社の開発したXiliX™ が良い例であろう。XiliX™ は日本市場及び今注目されている他のアジア市場用に開発された、マルチブローカー対応のトレーディング・ツールである。

メタビット社は2002年にオーストラリアに開発拠点を移して以来、幾つかの主要な製品をリリースした。中でも今回開発されたXiliX™ は2004年8月より稼動を始めており、既に東京証券取引所、大阪証券取引所、名古屋証券取引所、ジャスダック、さらには業務提携を結んだ企業を通して香港証券取引所と接続している。XiliX™ は現在、アジアパシフィックにまたがるバイサイド6社と、日本にあるブローカー6社と接続している。

メタビット社CEOダニエル・ブルギン氏のコメント:XiliX™ は当社のシドニー支社で研究・開発されましたが、当初から日本市場への輸出を念頭に企画されました。XiliX™ の市場導入は順調に進んでおり、既にコモディティ市場のブローカーにも採用されています。2005年2月には日本最大のコモディティ市場である東京工業品取引所への接続がブローカー1社と世界的なバイサイド1社で実稼動を予定しております。これは、コモディティ・ブローカーがFIXのインフラ全体をメタビット社に委託するという大変ユニークなものであります。XiliX™ は実際取引を行っているトレーダーからの意見やコメントを基にデザインされたもので、英語、日本語、中国語による柔軟かつダイナミックな機能を提供できます。

2000年設立のメタビット社は現在、社員19名で日本、スイス、英国に事務所を、そしてシドニーに開発センターを有する。

アクシス・オーストラリアa2aニュースレター103号 2004年12月6日

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ひまわりCX海外向けISV体制強化

FIX対応メタビットを採用

ひまわりCX(東京都港区、犬嶋隆社長、03-5400-3400)は、独立系ソフトウェアベンダー(ISV)業者にFIXプロトコルを利用したソフトウェアを販売するメタビットシステムズ(東京都中央区)を採用、海外向けのISVサービス体制を強化する。金融商品の電子取引で国際的に採用されているFIXプロトコル対応のサービスを早期に打ち出し、海外機関投資家ら新規顧客獲得を目指す。FIX対応のISVサービスは国内商品取引員では初めてという。

ひまわりCXが採用するISV業者は、これで2社となる。FIX対応のソフト販売とコンサルティングを手掛けるメタビットを採用することで、潜在顧客の開拓につなげたい考え。

ひまわりCXは昨年10月にEU圏最大の金融グループ、仏ソシエテ・ジェネラルグループと取り次ぎ受託で提携。また、仏GLトレードのISVシステムを採用し、既存海外顧客の電子取引化などを推進している。

海外では、東京工業品取引所の新しい取引システムの採用やインハウス型の清算機能(クリアリングハウス)導入などへの関心が高まっているという。ひまわりCXでも「問い合わせが増えている」(杉谷誠国際事業部次長)として、これらを追い風に、FIX対応のISVサービスによる海外取引拡大を目指す。

日刊工業新聞11月17日p.23

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メタビットシステムズ東工取ISV事業参入へ

FIX対応ソフト販売も

メタビットシステムズ(東京都中央区、ダニエル・ブルギン社長、03-3664-4160)は、東京工業品取引所に接続する独立系ソフトウエアベンダー(ISV)業者として参入、05年2月をめどにISVサービスを本格展開する。また、12月から東工取のISV接続がFIXプロトコル対応になることから、商品先物会社向けにFIXプロトコルを利用したソフトウエアを販売するなど、先物業界を対象にした事業に本腰を入れる。

メタビットは従来、機関投資家や証券会社向けのソフトウエア開発やFIXコンサルティングを手掛けているが、「(商品取引員は)現状のサポートやコストに十分満足していない。ニーズを掘り起こしたい」(ブルギン社長)として、先物向けのサービス提供を目指す。また、「世界の機関投資家のシステムはほぼFIX対応。彼らを日本の金融市場に呼び込む手助けをしたい」(同)としている。

メタビットはトレーディング用ソフト開発・コンサルなどを行う00年設立の金融ソリューション会社。現在、東京証券取引所、大阪証券取引所、ジャスダックに接続しているが、すべての国内取引市場を対象に接続を検討しており、東工取にも参入する。

今後、FIXプロトコルのメリットである接続の迅速性や自社システムの既存端末をそのまま使える点などコスト面の利点をアピールしていく。

日刊工業新聞11月10日(水)p.21

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フィネティック・パートナーズ社、メタビット社の東南アジア代理店に指定される

2004年10月4日(東京)−メタビット社は2004年10月4日付けでシンガポールのフィネティック・パートナーズ社を東南アジア地域の代理店と決定。メタビット社のシンガポール進出は、アジアの主要な金融センター間をアクセス・ポイントを通して接続し、FIXによる証券及びデリバティブ取引を可能にするものであり、戦略上非常に画期的なことである。 今回のシンガポール進出により、メタビット社の接続ソフトであるザイリックスTMを使用したリアルタイム取引を行うシンガポールのヘッジファンド顧客ベースの拡大が見込まれる。ヘッジファンドや機関投資家は、ザイリックスTMを通してメタビット社の東京ハブに接続し、東京証券取引所(TSE)、大阪証券取引所(OSE)とJASDAQに登録した複数のブローカーにアクセスできる。

ダニエル・ブルギン(メタビット社)のコメント:シンガポールをベースとするヘッジファンドの日本市場へのDMA(Direct Market Access)需要はさらに伸びるだろう。日本国内においてもメタビット社のFIXに準拠したハブと売買ソフトを活用し、ブローカーを通してシンガポール証券取引所に発注することへの関心が高まっている。日本経済の活性化により、日本の投資家は海外での投資に積極的である。シンガポールは東南アジアの重要な市場の一つであり、メタビット社のデータ・センターを通してシンガポールへのアクセスを望むインターネット・ブローカー、証券会社、機関投資家は多い。 フィネティック社のマネージングパートナーであり、メタビット社のシンガポール代表でもあるステファン・スタードルマン氏は「メタビット社は日本から他の重要なアジア市場への証券、デリバティブのFIXに準拠した取引をする際の重要なハブ接続の提供者として台頭してきている。フィネティック社は、シンガポール、及び他のアジア市場における広範な顧客網をメタビット社と共有し、メタビット社の製品を提供するという補完関係に非常に満足している。フィネティック社の顧客は機関投資家、証券会社、そして取引所である。

メタビット社
メタビット社は2000年創立。バイサイド用のマルチブローカーを通して取引所へアクセスする売買ソフトの開発とサポート業務を専門とし、さらにはFIXのコンサルタント業務も行う。主要製品であるXiliX™ は使用者のロケーションを問わず、日本及び他のアジア市場で取引するヘッジファンドや機関投資家をターゲットとするものです。顧客は日本と東南アジアの大手バイサイド及びセルサイドの金融機関である。
www.meta-bit.com

フィネティック社
フィネティック・パートナーズ社はアジアの金融・証券データを取り扱う企業のコンテント、データ・プロセスに関するビジネスとデータ管理のコンサルタント業務を行う。フィネティック社はデータの危機管理に関する意識を高め、価格効率の良いソリューション、コンプライアンス、競争力の強化等について具体的、かつ実用的なアドバイスを提供する。顧客は参照データ、企業活動、オペレーション・リスク、FIX接続等に従事する企業である。

2002年創立のフィネティック社は、中国、ならびに他のアジア市場の優良企業など、広範かつ堅固なビジネス・ネットワークを持つ。
www.finetik.com

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FIX技術を活用した迅速な合併によるITの統合を実現− 日本ユニコム株式会社(東京)に於けるケーススタデイー

日本の金融業界は、1997年の「ビッグ・バン」による規制緩和で国内証券各社が業務の再整理と組織の再構築を余儀なくされて以来、急速に変化している。伸びない収益、経費の大幅削減、企業の統合合併・買収が珍しいことではなくなってきたのである。

三和銀行、さくら銀行、富士銀行等日本の一般家庭でよく知られていた企業名は合併のために消えてしまい、UFJグループ、SMBCグループ、みずほフィナンシャルグループという巨大な新金融組織がつくられた。ここで興味深いのは、かつて使われていた日本の伝統的な桜の花を表す「さくら」や、日本の最高峰であり、聖なる山である「富士」というような企業名は廃止され、もっと現代的な名称に変えられたことである。これは日本が、従来の慣習的なビジネスのやり方とは袂を分かつというはっきりしたメッセージをグローバルな金融世界に発したものである。日本の金融業界を取り巻く風景は激変し、世界の金融機関の中で最も大きな企業のいくつかを生み出した。この影響はしばらく続くであろうし、このような展開は現在も進行中である。

日本の規制緩和を進める結果新しく作られた巨大銀行は、グローバルな組織に参入すべく合併統合の動きを始めている。業務をより円滑に行うため、また顧客へのサービスを多角化して優位に立つため、子会社を整理合併した持ち株企業もある。

近年までFIXは国内の機関投資家に
受け入れられなかった為日本では普及しなかった。


日本以外の大手の証券会社内でこのような機構改編が行われる場合、通常そのリストラの過程でFIXプロトコルの活用が検討されるであろう。しかしながらFIXの導入に関し、日本はヨーロッパやアメリカの同業者にかなりの遅れをとっているというのが一般的な見解である。ごく最近までFIXプロトコルは日本国内ではしっかりした足場を持っていなかった。これはFIXが日本国内のバイサイドにきちんと認識されていなかったためであるが、その主たる理由としては法規制の問題、過去数年の不況の為各企業のIT予算が削減されたこと、そして以前からの取引の慣習が挙げられる。当初日本ではFIXプロトコルは株式商品用に取り入れられ、他の商品への活用はいまだに検討されていない。とは言ったものの株式商品以外の活用に関し、日本の主要な商品先物取引企業で原油、貴金属、ゴムなど日本市場に上場されている全ての商品を扱っている日本ユニコム株式会社はFIXの戦略的価値を認知した。

商品の取引は日本の金融業界内ではあまり目立った存在ではないが、デリバテイブ商品を取引する際にFIXを導入することに関し、日本の金融業界をリードすることになったのが日本ユニコム株式会社である。FIXバージョン4.3を日本で初めて採用した証券会社が日本ユニコムである。

日本ユニコム株式会社とは
日本ユニコム株式会社は1958年の創業後、日本の商品先物市場の主要な企業となった。この市場は輸入原材料の取引が主たる活動である。日本ユニコム社は日本の商品先物市場の東京工業品取引所(TOCOM)と東京穀物商品取引所(TGE)で扱われる全ての商品の取引とクリアランス業務を行う。貴金属、原油、ゴム、大豆等の先物取引が含まれる。日本ユニコムが扱うのは主として商品先物であるが、外国為替証拠金取引等の分野にも乗り出している。

市場の競争が激しくなっていく状況に対応し、日本ユニコムは子会社であるアクセス証券とセンチュリー証券を統合し、市場で優位に立とうとしている。合併は2004年7月20日に成立し、センチュリー証券という名の下に先物・オプション、株式と株式信用取引を含む幅広い商品の取引サービスを提供する。

トレーディング・システムの任務

企業の統合合併や買収後の最大の難問は、各社で使われていたトレーディング・システムを統合することである。

アクセス証券とセンチュリー証券は、それぞれトレードワークス社と他のソフトウエア・ベンダーによるサービスを利用し、全く異なるシステムを使用して業務を行っていた。さらに両社ともリテール顧客の為のインターネット・トレーディング・システムを各社のOMSに接続していた。

アクセス証券とセンチュリー証券は、それぞれ全く異なるシステム
(トレードワークス社と他のソフトウエア・ベンダーが提供)を利用し、
業務を行っていた。


持ち株会社である日本ユニコムはプロジェクト・チームを設け、3ヶ月以内にこの両社の個別の基盤システムを統合するよう指示した。しかもこの間、合併に伴う諸活動に関わらず、日々の顧客・機関投資家への業務は中断されることなく、しかも質の高いサービスを提供する必要があった。合併後はセンチュリー証券の顧客基盤が取引する「日経225」は全てトレードワークス社のOMSであるTrade Agentを通じてOSEにつなぐという計画であった。

この方法で合併前の両社の顧客からの注文の流れを統合できると同時に、センチュリー証券が利用していたブローカー手数料に関わる執行費用の削減にもなると思われた。

日本の金融業界の厳しい競争状況の中、日本ユニコムが子会社2社の合併を短期間で成立させることは非常に重要なことであった。

FIXの技術を活用した、合併後のIT統合ソリューション

社内のプロジェクト・チームと日本ユニコムの利用するソフトウエア・ベンダーであるトレードワークス社は合併という状況に対応すべく、二つの個別の取引プラットフォームを3ヶ月という短期間で統合させるという挑戦に立ち向かわなければならなかった。

緊迫する中、両社で使用されているプラットフォーム技術とテクノロジーを分析し、さまざまなシナリオが考えられた。しかしながら、従来から行われているような形のシステム統合、システムの入れ替え、あるいはインターフェースさせるというような方法では時間が間に合わないことがわかった。

その結果プロジェクト・チームは最終的にFIXが社内のIT統合の難問を解決してくれ、合併に伴って2社のシステムを統合させるという目的にかなった最善の技術であるという結論に達した。FIX技術がこの両社の合併プロジェクトに伴う迅速なIT統合の答えであった。

ここで興味深いことは、通常金融業界の参加者と取引所による証券の売買に関するメッセージのやり取りに活用されているFIXが、日本ユニコムの場合には合併しようとする2社相互の取引プラットフォーム間の流れを高速に行うために活用されたという点である。

トレードワークス社は日本ユニコム社の指示で、以下の必要事項を満たすFIXエンジンをさがすことになった。
  • 決められた時間内に設置できること
  • 持続性と復元力があること
  • デリバテイブ商品のサポートができること
  • パフォーマンスが良いこと
  • FIXバージョン4.3に対応できること(デリバテイブ商品の強化に伴う)
  • 高速展開が可能なこと
  • 日本国内にコンサンルタント、ならびにサポート・サービスがあること
トレードワークス社は日本ユニコムのために3社のFIXエンジンを検討した結果、キャメロン社のキャメロンFIXエンジンを採用し、メタビット社のサポート・サービスを受ける許可を得た。

日本ユニコムはメタビットがFIXに関する専門知識を有し、経験豊かであると同時に日本の金融業界に精通していることから同社を選択し、トレードワークス社を援助してキャメロンFIXエンジンを迅速に取り入れ、FIX接続のためのデザインとアーキテクチャを作るよう依頼した。

日本ユニコムがキャメロンFIXを選ぶにいたった鍵は、そのデリバテイブ商品取引の経験、さまざまなFIXバージョンをサポートできること、プラットフォーム不特定であること(日本ユニコムはWindows 2003使用希望)、経費、頑丈なアーキテクチャ、そして増えつづける日本の顧客を含め世界400箇所もの顧客サイトでの導入実績である。

トレードワークス社は、Trade Agentと接続するためMSMQとインターフェースできる適切なアダプターがすでに存在することを知り、このMSMQアダプターのお陰で今回の統合プロジェクトの時間を節約できたとしている。

今日、日本でデリバテイブ取引にFIXを利用するのは一般的ではない

日本の証券会社は、西欧の金融市場を除いては、上場されたデリバテイブ商品をFIXを通して取引することに不安を感じている。この原因の一つは、FIXが先物・オプションを扱えるかどうか疑問をもっているからである。さらに、日本でFIXを利用している機関の多くはFIX4.1ないし4.1Jを使用しており、デリバテイブ取引のサポート機能が増加されたFIX4.3を使用していないということにも起因する。メタビット社がよく直面するのは日本の顧客が、FIXエンジンはバージョンが異なるとコミュニケーションに問題が起きるという誤解である。

日本の証券会社は、西欧の金融市場を除いては、
上場されたデリバテイブ商品の
FIXを通した取引に不安を感じている。


今日、デリバテイブ取引をサポートする能力の高い特徴を持ったFIX4.3は日本の金融各社から避けられているのが実態である。これはほとんど広範に使用されているFIX4.1と適合しないのではという危惧からくるものである。

FIX4.3の導入に踏み切ったことで、日本ユニコム社はFIXを通じた先物・オプションの取引で市場の先駆者となったわけである。日本ユニコムの今回の決定には、キャメロンFIXのユニバーサル・サーバーが使用するFIXバージョンを問わず上場されたデリバテイブ商品をサポートしているという実績が強い後押しとなったのである。

実装方法概念図 − 合併前/合併後の構成



上の図は2社の合併前と後のシステム統合の様子を示す構成図である。合併後の図は2社のそれぞれ異なるOMSのFIXを活用した迅速な統合を示し、新しいセンチュリー証券として円滑な業務提供を継続する様子をあらわしたものである。

技術解決法は以下の通りである。
日本ユニコム社がモニタリング、スケジューリングとメッセージ・バリデータのオプションを含めたキャメロンFIX V6.1を選択する。
  • トレードワークス社がMicrosoft Message MQ(MSMQ)の技術アダプターを使用しキャメロンFIXとTrade Agent OMSを接続することを決断。
  • キャメロンFIXと第三社のOMS間はFIX4.3セッションを利用。
  • OS:Windows 2003をスタンダードなWindowsサーバー上で使用。
今回の2社の合併に際し、FIXを活用して迅速なIT統合を図るという計画は成功を収めた。合併前の各証券会社の異なる環境にも関わらずプロジェクト・チームがキャメロンFIXと第三社OMS間のFIX4.3セッションの接続に要した時間は4時間のみである。オーダーの受注と約定通知は翌日円滑に行われた。

FIXエンジンと片方のトレーディング・システムの統合が迅速に進んだお陰で、プロジェクト・チームはキャメロンFIXとMSMQを通してTrade Agentへの、より複雑な接続に集中することができた。このような状況から、3ヶ月という短い制限期間内でFIXエンジンの評価から始まり、導入、テスト、稼動まで完了することが出来た。

日本ユニコム社のFIX導入は、合併プロジェクトに際しての迅速なIT統合手段としてのFIX活用を国内の金融業界に示すものである。従来、IT統合は非常に複雑で時間を要するものであり、今回のような導入例は金融業界にFIXの更なるグローバルな戦略の重要性を示すものである。

日本ユニコム社のFIX導入は、従来複雑で多大な時間を要する
合併プロジェクトに際して、迅速なIT統合手段としての活用を
金融業界に示すもので、グローバルな戦略的価値を更に伸ばした。


日本ユニコム社は今回のIT統合を短時間とわずかな経費で達成できた。その上統合期間中、各子会社の日々の業務や顧客へのサービスにも支障がみられなかった。日本ユニコム社は、子会社の迅速なIT統合戦略という形のFIX採用決定のお陰で、合併後の新しい組織のIT戦略において不可欠とも言うべき新しい技術を獲得したのである。

FIXプロトコルは、日本ユニコム社の他の事業分野での取引もサポートするのである(例えば為替取引)。このことはデリバテイブ商品用にFIX4.3活用の先頭を切った日本ユニコム社の決定を後押ししたと言える。

日本で、FIXプロトコルの戦略的価値とFIXエンジンが認められ、証券、先物・オプション、債権、商品、と為替取引といった証券会社の全ての商品を扱う唯一のコミュニケーション手段になるのはまだしばらく時間がかかりそうである。

近い将来、日本の他の金融機関もFIXが証券のみに限られたものではないことに気が付くことであろう。そういった企業が日本ユニコム社の例にならい、日本の金融業界全体で使用されるコミュニケーション・プロトコルを統一するパイオニアになるであろう。

FIX Global Vol 1 Issue 3 2004年9月

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香港市場へFIXプロトコルのリアルタイムアクセス

メタビット社と易高科技社(2GoTrade)は日本・香港間でFIXプロトコルを使ったリアルタイムアクセスのサービスを開始し、日本の金融業界各社と香港のブローカー25社の流動性を提供する。


2004年9月28日(東京、香港)−メタビット社と香港の易高科技社は、日本と香港それぞれのデータセンター間の接続に成功し、FIXプロトコルによるリアルタイムでの市場アクセスが可能となった。このようなリアルタイムでのFIX接続サービスは日本で初めてであり、20社余りの2Go™ 接続ブローカーは今後も順次接続を増やす予定である。 この新サービスはアジアで重要な二つの市場の流動性を高めるものとなる。日本の投資家はメタビット社のMLH™ (Market Liquidity Hub)に接続することにより、一つのアクセス・ポイントを通して香港市場のメンバーと直接取引できる。メタビット社は規模の異なる企業のために柔軟にMLH™ へアクセスを提供している。1)直観的なGUIで、多市場・多通貨対応の自社開発トレードツールであるザイリックス(XiliX™)、2)MLH™ に組み込まれたキャメロン社のFIXエンジンに直接接続するFIX-to-FIXアクセス、あるいは3)API(Application Programming Interface)を通しての接続が可能である。

この新サービスは香港の投資家が2Go™ 接続ブローカーを通して日本の金融市場にアクセスする際にも使用できる。

今回のメタビット社と香港の易高科技社のデータセンター間接続は、日本・香港間で初めてのFIXプロトコルによる注文・約定メッセージの交換である。メタビット社CEO、ダニエル・ブルギン氏は「このソリューションは、パフォーマンス、費用、新規参入者をMLH™ に接続する際の柔軟性等において、非FIXの独自ネットワークを使用した他社の方法とは一線を画すものである。メタビット社は、日本の金融業界の拡大する需要に応えるために、今後12ヶ月でMLH™ の接続を他のアジア市場にも拡げる所存である」とコメント。

易高科技社CEOジョン・チャン氏は「私共は初めてFIXを通して日本と香港という戦略上重要な二つの市場を接続することができ、非常に嬉しく思う。FIXは公開されているプロトコルであり、日本と香港それぞれのブローカーへお互いの市場に電子取引により瞬時に、しかも経済的にアクセスする方法を提供できるものである。私共のテクノロジー、取扱商品、サービスと、ビジネス・モデルが、香港SARと中国を世界トップレベルの金融センターに成長するのを手助けするのが夢だ」と述べる。

メタビット社
2000年創立のメタビット社はバイサイドのトレーデイング・アプリケーションの開発とサポート業務及びFIXプロトコル準拠のMLH™ の運営を専門とする。メタビット社のアプリケーション・ツールはMLH™ という一箇所のエントリーで市場の流動性が得られ、複数のブローカーを通してアジアの市場にアクセスできる。メタビット社はFIXのコンサルタント業務を行いFIXの普及に努めている。主力製品のXiliX™ は日本およびアジアのヘッジ・ファンドや機関投資家を念頭に開発され、ロケーションを問わず取引できる。クライアントは日本と東南アジアの大手バイサイド及びセルサイドの金融機関である。
www.meta-bit.com

易高科技社(2GO Trade)
易高科技社は21世紀最善のSTPインフラを香港と中国の金融業界に提供すべく2000年に創設された。主力製品であるリアルタイム・ブローカー取引プラットフォーム(Go.ExchangeVS)とASPは現在、香港証券取引所(HKEX)ライセンス登録した25社以上のブローカーで使用されており、そのIT需要の重要な使命を果たしている。Go.ExchangeVSは最高のビジネス過程、ソフトウエア、システム、ネットワークと、インフラを一つのプラットフォームに統合して、マーケット情報、ツール、ネット・ビジネス、フロントとバック・オフイスのアプリケーション等をセルサイドのブローカー、バイサイドの顧客に即時に提供するものである。易高科技社は2003年度の「Asia Pacific Information and Communication Technology Awards(APICTA)」の金融アプリケーション部門で金賞を受賞しており、2004年には香港政府CIOにより香港のソフトウエア企業トップ20社に入るとされている。
www.2gotrade.com

Dealing With Technology ISSN 1096-2638 Vol 1 No 19 ニューヨーク−ロンドン 2004年9月27日

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FIXプロトコルが日本の先物・オプション市場に参入:日本ユニコム社、センチュリー証券とアクセス証券の円滑合併にキャメロンFIXを選択

2004年9月20日(シドニー、東京)− FIXエンジンのグローバルなベンダーであるキャメロン社とメタビット社はセンチェリー証券が日経平均先物とオプション取引の円滑化にキャメロンFIXエンジンを採用したことを発表した。センチェリー証券はアクセス証券と旧センチェリー証券が合併して出来た日本ユニコム社の子会社である。 これは日本の証券会社がFIX(Financial Information eXchange)プロトコルのバージョン4.3を先物・オプションの取引に採用した最初のケースとなった。日本ユニコム社が日本ではあまり使用されていないFIX4.3を使用した背景には、FIX4.3がデリバティブ取引のサポート力を強化したことが挙げられる。

日本ユニコム社はソフトウエア・ベンダーであるトレードワークス社に依頼し、FIXエンジンをいくつか検討させた結果、キャメロン社のFIXエンジンの採用を決定した。これはキャメロンFIXが頑丈で実績のあるアーキテクチャである点に加え、キャメロン社のFIXエンジンがデリバティブの取引に優れ、FIXプロトコルのさまざまなタイプに対するサポートもできるということによるものである。日本ユニコム社は、日本におけるFIX導入の先駆者であるメタビット社に発注し、キャメロンFIXの接続ソリューションの提供と、FIX統合のためのコンサルタント業務及びサービスを依頼した。

日本ユニコム社は、日本の金融業界の競争が激しい中、新しく合併された2社間のITシステムを迅速に統合する手段としてFIX4.3を採用し、キャメロンFIXを活用した。キャメロンFIXは別々のOMSを持つ2つの証券会社のOMSを連結するのに必要なFIXスタンダードに対応するのである。

日本ユニコム社の情報システム部副部長の大場氏は次のように語っている。「日本ユニコム社はFIXプロトコルを通常とは異なる形で活用した。通常FIXは金融業界の参加者と取引所の間で証券の売買に関するメッセージのやりとりに使用されている。しかし、今回の当社のプロジェクトの場合、全く違う二つのOMSを迅速に統合する目的で、その解決技術としてFIXを活用しているのである。当社としては、キャメロンFIXエンジンのパフォーマンスとデリバティブ取引のサポート機能、さらにメタビット社のFIXプロトコル、ならびに日本の金融市場に関する深い知識に大いに感銘を受けている。メタビット社は実に迅速に適切なFIXソリューションのテストや稼動準備を行ってくれた」

舘谷葉子氏(メタビット社、取締役)のコメント:「日本ユニコム社、ならびにトレードワークス社とともに、異なるOMSの必要条件を満たすための最適のFIXソリューションを導入するお手伝いができ、非常に嬉しく思う。メタビット社は日本の金融市場にFIXプロトコルを普及させる重大な役目を担い続けているが、今回の日本ユニコム社のニュースはその証ともいえる」

メタビット社は日本ユニコム社のキャメロンFIXに関するコンサルタント及びサポート業務の提供を今後も続ける。

今回キャメロンFIXエンジンを採用した日本ユニコム社は、東京工業品取引所(TOCOM)と東京穀物商品取引所(TGE)の会員である。

キャメロン・システムズ社は、2004年9月19−21日にシンガポール(ラッフルズ・シティー・コンベンション・センター)で開催される「デリバティブ・証券取引フォーラム(Derivatives & Securities Forum)」に参加し、商品展示する。

関係各社背景
日本ユニコム社は、東京工業品取引所(TOCOM)東京穀物商品取引所(TGE)を含む日本の全ての商品先物・オプションの取引とクリアランス業務サービスを行う企業である。日本ユニコム社の主たるビジネスは商品先物取引であるが、外国為替証拠金取引、指数先物・オプション取引(アクセス証券の子会社を通して行う)、為替取引のプラットフオーム、AURA(ニューヨークのIB、CTAの子会社として)、そしてトレード・ビジョン(商品先物ブローカーのシステム・プロバイダー)等、関連分野にも業務領域を拡大している。詳しくはwww.unicom.co.jp

トレードワークス社は1999年創立後、金融業界のITシステムの統合プロジェクトに際し、経費効率の良いソリューションを提供している。短時間で最善のソリューションを探すのがトレードワークス社の信念で、どのプロジェクトにおいてもまずアイディアを提案し、その後に必要なシステムやネットワークのコンサルタント業務を行う。同社は急速に変化する金融業界の事情に精通している。詳しくはwww.tworks.co.jp

メタビットシステムズ社は東京のITコンサルタント会社で、金融業界へのサービスを専門とする。高性能なニッチ製品のプロバイダーであり、外資及び国内の企業に金融ソフトを提供している。メタビット社は、FIXのコンサルタント業務と、FIXを通してバイサイドとセルサイドをつなぐ証券取引のソフトウエア・ソリューションを扱う。メタビット社のXiliX™とMetaXL™は日本のFIX界に革命を起こしたとも言えるもので、容易にマルチブローカー取引を可能にし、約定通知までに要する時間と決済サイクルを短縮するものである。詳しくはwww.meta-bit.com

キャメロン・システムズ社のキャメロンFIXは1997年にリリースされ、証券のリアルタイム電子取引のために開発されたFIXの拡張性に優れたFIXエンジンである。

キャメロンFIXはブローカー、取引所や、FIXプロトコルを活用している各規模の企業にも適している。キャメロン・システムズ社はFIXに準拠したグローバルな接続ソリューションを提案し、ニューヨーク、ロンドン、シドニーのオフイスより24時間365日サポートを提供している。顧客は北米、ヨーロッパ、アジアの15カ国にまたがっており、代表的な企業は以下の通りである:Fidelity Management and Research、Knight Securities、UBS、CIBC World Markets、野村證券、Barclays Capital、Latent Zero、Charles Rives Development、RCM、Gartmore Investment Management、MFS Investment Management、Dresdner Kleinwort Wasserstein。 詳しくは:www.cameronsystems.com

Dealing With Technology ISSN 1096-2638 Vol 1 No 18 ニューヨーク - ロンドン 2004年9月20日

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新マルチブローカー接続用バイサイド向け取引ツールの活用で、日本及びアジア市場の流動性にFIXを通じてアクセス

2004年8月30日、東京−メタビット社はマルチブローカーへリアルタイムで接続する最新の売買ツールであるザイリックス(XiliX™)を、日本初のヘッジファンド顧客(企業名明かさず)に提供し、本日稼動が始まった。ザイリックスはFIXプロトコルに準拠した画期的なトレード用プラットフォームで、ブローカーを特定せずに株式の取引をリアルタイムにて行うことができる高性能で拡張性に優れた執行能力を持つ。バイサイドはザイリックスを使用することにより、メタビット社の接続ハブを通してリアルタイムで日本及びアジア市場にアクセスできることになる。ザイリックスはVWAP、ペア・トレード、ロング/ショート株式戦略、板注文等を含む、オーダールーティンやアルゴリズム・トレードなどで威力を発揮でき、手動または自動取引モードで操作可能。

メタビット社の最新売買プラットフォームはここ2ヶ月内に新たに3社に導入される予定である。これら3社はメタビット社のデータセンターで集中管理されたハブを通して日本ならびに海外のブローカーに接続し、リアルタイムで市場にアクセスできるようになる。バイサイド、特にヘッジファンドは市場により速いアクセスを求めており、複数ブローカーに容易に接続し、取引ミスを減らし、取引効率とパフォーマンスを向上させる解決策を求めている。

メタビット社取締役の舘谷葉子氏は次のように述べる。「クライアントは新商品を非常に気に入っております。ザイリックスは数分で簡単にインストールされ、トレーダーはすぐに大量のトレードを開始することが可能です。またシステムの優れた安定性とパフォーマンスのみならず、直観的に使えるGUIとアプリケーションの軽さにより、ザイリックスは日々のトレード業務をサポートする重要なツールとなります。ザイリックスは実際のトレーダーの要望に基づいて設計され、間違いなく業界内ではトップ基準だと自負しております。」

メタビット社CTOのジョン・エドワーズ氏は、最新なC# GUI及びJAVAとLinuxで構成されたサーバーが安定性と拡張性を保証し、この最新技術を駆使したザイリックスはヘッジファンド・マネージャーや機関投資家のニーズに十分応えるものであると確信している。

メタビット社
2000年創立のメタビット社は自社のハブを通じてアジア市場の流動性にアクセスするバイサイド用取引ツールの開発とサポートを専門としている。更に同社はFIXのコンサルタントも行っている。主力製品のザイリックス(XiliX™)はロケーションに束縛されず、日本及びアジアの市場に売買注文を出すヘッジファンドや機関投資家を念頭に開発された。クライアントは日本と東南アジアの大手バイサイド及びセルサイドの金融機関である。

詳しくは:www.meta-bit.com
2004年8月30日

Transaction Networks & Technologies、9月号

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フィネティック社、ユーザーとベンダー用データ管理サービスを提供

業務提携社の記事−

シンガポールのデータコンテンツ管理顧問会社であるフィネティック社は8月9日より「アジアン・データ・コンテント・サービス」という新しいサービスを開始する(マネージングパートナー、ステファン・スタードルマン氏より)

この新サービスは、機関投資家、ヘッジファンド、ブローカーとベンダーにそれぞれ必要に応じた内容、ならびに標準化されたフォーマットに合致した形で現地アジアのベンダーから直接市場データを提供するものである。フィネティック社は事実上、現地のデータ業者の自国外地域での代理を務めることになる。

顧客は、企業のコーポレートアクション、財務報告、終値、さらには経営組織や持ち株状況、資産内容、経済指標や指数といった各企業の基礎データにアクセスできる。日本語による収益見込み、債券、中国と台湾の商品市場、デリバテイブの資料も入手できる。

フィネティック社はまず顧客と会い、どのようなデータを必要としているか、情報をどのような形式で受け取るのがいいか、受け取る頻度はどうかを検討する。その後、この情報を地元の業者に取次ぎ、業者は必要に応じてデータを点検し、顧客の希望する形式で情報を提供することになる。情報ファイルは通常一日一回電子メールかFTPで送られるが、中国関係のデータは現地の中国のベンダーにはリアルタイムを含め、顧客が希望する頻度で直接のデータ送信も可能である。

現在フィネティック社は香港、中国、台湾、日本の各地で4社のデータベンダーの代理を務めており、中国、台湾、日本、香港、韓国、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピンをカバーしている。(スタードルマン氏は業者名を明かしていない)

スタードルマン氏によると、このサービスのエンドユーザー、特にある特定の国に焦点を置く機関投資家にとっては、地元のベンダーから情報を得るのが非常に経済的になり、しかもその情報が顧客のニーズに合わせた形で送られてくると言う。氏はさらに「大手ベンダーからの情報を受け取るインフラを設置するには多額の費用がかかる。一つの市場を対象にしているなら、これは非常に高額につくものだ」とする。

これに対してフィネティック社のサービスでは、顧客はデータをある特定の国での報告に使われている形でも、標準化した形でも受信できる。スタードルマン氏によれば、ブルームバーグやロイターが使っているような標準化した形式は利点が多いと言う。

「バーゼルU」のお陰でデータコンテント、データモデルの分野でフィネティック社に寄せる関心が高まっている。

現在、同じ企業内のフロント、バック、調査、決済、リスクマネジメントの各部署で使うデータはそれぞれ企業内、あるいは企業外の別のシステムなり、別のアプリケーションソフトを通してアクセスされているのが実情である。このことが矛盾や食違いを起こしたり、余分なコストがかさみ、リスクマネジメントの問題に発展することにもなる原因である。これらの問題を解決し、全過程を統合し、統括するようなデータ管理のモデル、データの融合と移動に関するアイデアを提供するに至ったのがフィネティック社の「アジア・データ・コンテント・サービス」である。

フィネティック社は、アジアの地元のベンダーから得たデータを転売し、再分配しようとする企業にもサービスを提供している。フィネティック社は各企業が新しいオペレーションを設置し、これには多額の費用をかけることなく、全アジアの市場にアクセスする手助けをすることができるというわけである。各企業がベンダーのデータを使用するにはその特典に対して使用料を払うことになるが、通常この料金はベンダー側の使用状況を基に算出される。フィネティック社の場合、地元のベンダーには毎月の使用料を課すが、エンドユーザーからは料金を徴収しない。その代わり、エンドユーザーはベンダーに基本料金を払うことになる。

ISSN 1047-2908 Vol 19 No 44 2004年8月2日(ニューヨーク、ロンドン)

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ICT(Information and Communications Technologies)各社シドニーに結集

ニューサウスウエールズ州のICT産業は年間310億ドル以上の売上と、10万人以上の雇用機会を生み出している。これはオーストラリア全体のICT産業従事者の約43%にあたる。

最近のKPMGの報告では、先進国の中でオーストラリアをソフトウエア開発の基地としてベストと位置付けている。

KPMGの報告によれば、高い技能とマルチリンガルなオーストラリアにおける労働力、研究・開発に対する税制優遇、そして優れたITインフラが、同国をビジネスリスクの低い有利な立地条件にしていると評価している。

最近発表のあったICTのシドニー投資には(メタビットシステムズ以下6社ある)

日本のIT技術会社メタビット社は210万ドルを投資してシドニーに地域本社を開設し10〜20人の雇用が見込まれる

「ビジネスファースト」第29号、2004年6月

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Connect with the Australian ICT industry to develop your business solutions

オーストラリアICT産業は、技術革新を目指す日系企業にとり事業展開を行ううえで多くの利点を提供いたします。 オーストラリアは、先端分野における革新的技術を基盤とするソリューションの構築で知られており、新技術の開発及びテストを行う上での良好な環境を必要とする国際ICT企業にとり理想的な場所であると高く評価されています。

オーストラリアICT産業は躍進的、革新的で、アジア・パシフィック地域の中では3番目に大きい規模であります。広大な情報通信市場と躍動的で生産性の高いソフトウェア産業により、年間47億豪ドル(7800社以上)の市場が創設されています。

オーストラリアのコスト優位性、時間帯利便性(日本とほぼ同時間帯に位置する)或いは文化的新密度と相まってオーストラリアでの事業例は明確なものとなります。

今回事業例としてMetaBit Systems社(東京)が新たに加わることになりました。

アジアにおける株式市場に供給される高度金融取引ソフトウェアの開発者として、MetaBit Systems社はオーストラリアの持つ高いR&D推進力そしてソフトウェア開発技術に着目してきました。

これは、高い教育レベルと多国籍国家の特性を抱える現地スタッフ能力の賜物であることは明らかです。

MetaBit Systems社は、結果として地域統合本社をシドニーに設立し、運営部門の大部分を日本からオーストラリアへ移管後、新たにアジア・パシフィック地域に対するサービスを提供しております。

2004年5月1日日経ベンチャー5月号


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証券トレーディングサービスを支えるiDCの安全性と信頼性

証券市場に直接接続する取引サービス
証券会社出身の技術者が中心となって2000年8月に設立されたメタビットシステムズは、金融ソフトウェア開発とサポートを専門とする独立系ソフトウェアベンダーだ。同社では日本の機関投資家やヘッジファンドを対象にした「MetaXL™」(メタエクセル)という証券取引用アプリケーションを開発・提供している。
MetaXL™ は、企業間証券取引を電子的に行う為の国際的な標準プロトコルであるFIX(Financial Information eXchange)をりようして接続した複数のブローカー(証券会社)に注文の発注、約定のリアルタイム表示をするシステムだ。ブローカーのシステムからは、東京証券取引所、大阪証券取引所、ジャスダックの各証券市場のデータがリアルタイムに入手できる。また、ロイターやブルームバーグなどのマーケットデータを取り込んで表示することも可能だ。顧客は、社内システムとMetaXL™ をつなぐことにより、社内システムからの注文の即時発注も可能だ。メタビットシステムズによれば、「複数のブローカーに対して同時に接続し、注文できるAPI(Application Programming Interface)を提供できるのは、MetaXL™ が国内で唯一」(取締役プロダクトストラテジスト、舘谷葉子氏)だという。
MetaXL™ は、クライアントソフトウェア、サーバーソフトウェア、FIX接続エンジンの3つのレイヤーで構成されている。クライアントのトレーディング・インターフェイスとしては、マイクロソフトの「Excel」を採用。ユーザーは、Excelに追加拡張されたMetaXL™ のメニューを操作して、株の注文の送信と管理を行う。Excel上で操作されたデータはJ2EE/EJBベースのサーバーアプリケーションに送信され、ここでFIXプロトコルに変換。ブローカーのシステムと通信するというしくみだ。
「ASPサービスに似た仕組みですが、投資家とブローカーを直接接続するハブの役目を担っているサービスなのです」(プロダクトストラテジスト 舘谷氏)

高い信頼性と安全性のiDCは必須

扱うのが金融商品であるという特性上、システムには決して落ちることのない高いミッションクリティカル性が求められる。そのためにメタビットシステムズでは、迷わずiDCの活用を選択した。その中で同社が選択したのが、シンガポールテレコム・ジャパンの「EXPAN(エクスパン)」だ。
「MetaXL™ のユーザーにとって、証券売買の注文情報を迅速、確実、安全にやりとりできなければなりません。そのため当社では、安全で信頼性が高く、24時間365日運用が可能なコロケーションサービスを提供するiDCを探しました。そこで選択したのが、シンガポールテレコムです」(取締役チーフテクノロジーオフィサー ジョン・エドワーズ氏)
メタビットシステムズでは、複数のiDCの比較を行ったが、その中でシンガポールテレコムを選んだ要因が他にもいくつか挙げられる。
ひとつは、シンガポールテレコムが所有するアジアの各地の拠点だ。MetaXL™ は、シンガポールを拠点とするユーザーが利用しているほか、オーストラリアや香港などにも潜在的な顧客があり、将来的なサービス拡張にもシンガポールテレコムを活用できると考えたのだ。実際に同社では、東京と大阪の証券市場に続き、ソウルや香港などアジア証券市場との接続も予定している。
また、メタビットシステムズでは、ミッションクリティカルなシステム運用を実現するために、ネットワーク監視サービスベンダーであるデータクラフトにシステム運用監視をアウトソーシングしているが、第三者のITベンダーも自由に選択できる柔軟性も大きな要因だったという。
「シンガポールテレコムは、われわれの必要条件を理解し、先を見越したサービスを提供してくれました。同社のデータセンターには満足しています」(エドワーズ氏)という。

新サービスも年内に開始予定
メタビットシステムズは、2004年下期をめどに、MetaXL™ の後続製品「XiliX™」(ザイリックス)のサービス提供を開始する予定になっている。新製品では、ダイレクトマーケットアクセス、ペアトレードやロング/ショート株式戦略などのアルゴリズミックトレード機能、プログラム・トレード機能などがサポートされるという。また、前述のように、海外市場への接続も行われる予定だ。
2004年4月29日インターネットデータセンター2004年春号

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メタビット社は、XiliX™ にブローカーを接続

東京 − 日本を拠点とするソフトウェアベンダー、メタビットは自社のFIXに準拠したブローカー不特定のトレード用プラットフォームであるXiliX™ に証券会社3社を接続。今後1年間で更に10社と接続する予定だとCEOのダニエル・ブルギンはコメント。

XiliX™ は既に日本ではUBS証券を始め、3つの証券会社と接続されている。XiliX™ はヘッジファンドや機関投資家を始めとするバイサイドと、セルサイドであるブローカーを接続し、最終的には市場と電子的に接続するようデザインされている。

UBS証券はXiliX™ との接続を確認している。

バイサイドの顧客はメタビットとキャメロン・システムズ社が管理するFIXのハブを通してブローカーと証券取引所に接続される。XiliX™ は東京証券取引所(TSE)、大阪証券取引所(OSE)、そしてJasdaqと接続されている。

「ブローカーはXiliX™ のフロント・エンドは使用しない。バイサイドの顧客がXiliX™ を通して複数のブローカーと接続したいと願うので、彼らにビジネスの機会を与えているのである」とブルギンはコメント。

ブルギンによると今現在バイサイド顧客は1社だということである。

XiliX™ のクライアントはウインドウズ(マイクロソフト社)ベースで、サーバーはリナックス(レッドハット社)上に、J2EEベースのアプリケーションサーバーが走っている。

XiliX™ はエクセルのスプレッドシートをユーザー・インターフェースとし、バイサイドとセルサイドをリアルタイムで接続するMetaXL™ のアップグレード版である。MetaXL™ は現在も購入可能で、主に規模の小さいバイサイド顧客に適している。XiliX™ は日本語英語両方で使用でき、メタビットは東京に日本語と英語でサポートできるチームを有する。東京オフィスには7名の正社員の他に3名の契約社員が常駐。

東京本社の他にメタビットはシドニーの開発センターの他、ロンドンとチューリッヒに駐在員事務所がある。ブルギンは現在チューリッヒ事務所に駐在し、「スイスは大きな可能性を秘めている」とコメントを寄せる。
「トレーディング・テクノロジー」 Vol 7 No 24 2004年4月12日号(ニューヨーク、ロンドン)

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メタビット、オーストラリアで機関投資家向け株式売買ツール、XiliX™ の開発担当技術者を採用

シドニー − メタビット社は機関投資家向け株式売買ツールの新世代モデル、XiliX™ の開発の陣頭指揮をとるシニア・アーキテクトとしてデビッド・ジャクソン氏を採用。XiliX™ はトレーダーのロケーションを問わず、マルチブローカー接続を通してリアルタイムにて市場へのアクセスが可能にするものである。

ジャクソン氏はGL Trade(東京)に勤務し、Misysを中心に7年間Market Trader製品の開発マネージャーとして活躍。

ジャクソン氏は専門技術を有するのみならず、日本の証券業界の事情にも精通している。

「日本の機関投資家のリアルタイムでの市場アクセスの需要が高まる中、メタビットは開発にさらに力を入れる必要がある。証券取引システムの顧客に応じたデザインや企画を専門とするジャクソン氏が当社に参画してくれることは大変心強い。技術開発チームはFIXに準拠したバイサイド用のトレード・システムであるXiliX™ の開発に積極的に取り組む所存である」とメタビット社CTOのジョン・エドワーズがコメント。

メタビット社:

メタビットは2000年に設立され、複数のブローカーを経由し、異なる市場にアクセスするバイサイド用売買ツールの開発とサポートを専門とする非公開の技術会社です。メタビットはFIXのコンサルタントも専門としております。主力製品のXiliX™ は、ロケーションにかかわらず、日本及びアジアの証券市場に売買注文を出すヘッジファンドや機関投資家を念頭に開発されました。クライアントは日本と東南アジアの大手のバイサイド及びセルサイドの金融機関である。
2004年4月6日

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メタビット社とFINETIK社、中国証券業界用のFIXの取引ソリューションで業務提携

東京−FINETIK、中国でのMetaXL™ 販売で業務提携

FIXを使った機関投資家向けマルチブローカー取引ツールであるMetaXL™ の提供会社、メタビット社はシンガポールのFINETIK社と、中国の証券業界にFIXによる注文発注と取引業務を導入すべく業務提携を締結した。特に焦点が置かれるのは上海とシンセンの接続である。メタビット社とFINETIK社は、運営リスク、並びにリスクマネジメントのコンサルテイングを、新しい技術による解決手段に裏打ちされた方法で行うことを専門とし、この分野で中国の証券業各社を支援し、世界各地に支店を持つ中国のブローカーが効率の良い取引周期と連動させた機能的な業務運営を行えるようにするものである。金融業界の証券取引を専門とするメタビット社はMetaXL™ を中国市場専用に適応させる意向で、FINETIK社は直接、あるいはその子会社を通してMetaXL™ を中国市場で販売する権利を獲得した。

MetaXL™ はFIX(Financial Information eXchange)に準拠し、リアルタイムでの注文受発注や取引ができるソリューションであり、顧客の証券関連商品のStraight Through Processing (STP)を円滑にすすめるものである。中心となるものは、取引に関する全ての記録を保存するデータベースである。このデータベースを効率よく運用することにより、リスク管理、ポジション管理、取引執行システム等とインターフェイスできる。メタビット社はすでに東南アジア、日本に多数の顧客を有しており、メタビット製品とFINETIKのコンサルテイング業務は中国の証券会社やファンドマネージャーにSTPを奨励し、かつ機能的な業務運営を可能にするものである。MetaXL™ のインターネットからダウンロードし、安全なVPNを使って遠隔操作する方式を活用することにより、中国のブローカー、ファンドマネージャーは助けをほとんど必要とすることなく、しかもわずかな投資でこの最先端技術の受発注取引ツールを手に入れることができるのである。MetaXL™ を使用することにより、取引に要する時間と決済プロセスを画期的に短縮でき、中国の管理機構当局にとってもリスク管理や業務管理の面で大きな改善があると見込まれる。

FINETIKとの業務提携により、中国の顧客はFINETIKを通してFIXの導入、研修、業務手法の再構築等、メタビット社の支援サービスも受けることができる。メタビット社はFINETIKの中国での証券市場の経験、及び各地域の子会社ネットワークに着目して業務提携を結んだ。FINETIKは上海証券取引所をはじめ、アジアの他の証券取引所や金融会社にデータ運営に関するコンサルテイング業務を提供している。メタビット社のMetaXL™ のような特別な製品を顧客に紹介し、自らの専門分野とMetaXL™ のような具体的、かつ現実的な解決法をうまく組み合わせるのがFINETIKの得意とするところである。FINETIKのユニークなコンサルテイング手法は効果的な業務運営、金融業界における高い評価と説明責任能力を示すもので、顧客はコンサルテイングから製品の導入、設置にいたるまで、自分のニーズに合致した総合的なサービスを受けることができる。

メタビット社CEOダニエルブルギン氏のコメント:
「メタビット社はMetaXL™ が中国のファンドマネージャーやブローカーにとって付加価値の高い製品であると確信している。FIXプロトコルと安全なインターネットによるコミュニケーションを活用するメタビットの通信技術は、急成長を続ける市場、特に全国に広がる支店のネットワークを直接のコンタクトなしに製品展開するような場合に適している。インフラの投資も、膨大な顧客や支店網の統率管理に要する費用もごくわずかなものである。ユーザーインターフェイスはダブルバイトで、現在、中国語に対応するよう調整中である。2004年初期には中国の証券関連商品に完全対応できるものと期待する。メタビット社はすでにアジア全域にインターネットVPNを通じて即時にロング/ショート戦略の証券取引を行っている顧客を有し、中国の金融業界に対しても業務効率を改善し、取引全般のより良い管理法を導入できるものと確信している。MetaXL™ は中国の管理機構当局、ブローカー、ファンドマネージャーすべてに公正かつ有益なものである」

FINETIK社パートナー、ステファン・スタードルマン氏のコメント
「FINETIK社は最近とくに中国経済が注目されるようになる以前から先を見越して深く中国に関わってきている。当社はプロフエッショナル精神と金融業界へのサービスを徹底させることをモットーに中国、東南アジアで信頼を勝ち取ってきた。中国、東南アジア各国の証券取引所、管理機構当局、証券会社と当社との過去の実績を見れば、いかなる成功をおさめてきたかがわかる。当社の成功の理由は、コンサルタント業務を専門とするFINETIKと、顧客の業務リスクをうまく管理できるような特別な製品をもった会社と革新的、かつ信頼できる業務提携をしている点である。この点、メタビット社の受発注取引ツールであるMetaXL™ は当社の企業哲学に合致するものである。特にこのMetaXL™ は、機能的業務運営、取引業務の効率化、STP等を必要としている中国の金融業界では潜在的需要が高いものと思われる。この最新技術と中国語対応の持つ可能性、メタビット社の企業哲学であるノンブランド、さらに初期投資がほとんどいらないという点は、MetaXL™ が中国市場にとって魅力ある商品と映るだろう。証券会社やファンドマネージャーはMetaXL™ を活用することによって、新しいシステムを導入したり機器を買い換えたりすることなく、簡単にFIX対応となり、IT投資で売り上げを大きく延ばすことであろう。FINETIKとメタビット社が各地を回って、証券取引所、管理機構当局をはじめブローカーやファンドマネージャーにMetaXL™ を紹介することが必要である。両社の業務提携は、お互いの長所と専門を活用しながら、それぞれに中国での業務展開の足がかりを築くものとなろう」

メタビット社:
メタビット社は2000年設立の非公開のコンピューター技術開発会社で、マルチブローカーとの接続を通して複数の証券市場にアクセスする、バイサイド用の取引ツールの開発を専門とする。メタビット社はFIXのコンサルテイング業務も行っている。主力製品のMetaXL™ はヘッジファンドや資産管理マネージャーをターゲットとし、ロケーションを問わず日本およびアジアの市場での取引ができるようにするものである。顧客は日本と東南アジアの大手証券会社である。
www.meta-bit.com

FINETIK:
FINETIK Partners社はアジアで唯一「金融証券データ業界」のみを専門とする顧問会社である。独立の顧問業務としてFINETIK社は、精密な調査、使用とそのリスク、証券情報の買い手と売り手等、データ戦略の全般にわたるアドバイスをすることにより顧客と常に密接な関係を保つよう努めている。2002年設立のFINETIKはアジア、及び国際的なデータベンダー、証券取引所、大手証券会社、政府関係機関が、市場の現状、内容評価、説明責任能力と効果、基準となる業務運営に関する知識を深め、さらに内外部データを活用した製品とそのサービスを開発できるよう手助けするものである。
www.finetik.com
2004年2月16日

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メタビット社、オーストラリア地域事務所開設へ

オーストラリア − 日本のコンピューター技術会社であるメタビットシステムズ社はオーストラリア地域事務所を開設する。これはインベスト・オーストラリア(オーストラリア投資計画)の技術支援プログラム(SSP)参加の一環であり、SSPは企業のオーストラリア業務に不可欠な業務管理能力や専門的技能を有する外国人の移住手続きを円滑にする手助けをするものである。

メタビット社はインベスト・オーストラリア参加に大変満足しており、CEOダニエル・ブルギンは「メタビット社がインベスト・オーストラリアのSSPに参加することができたお陰で当社のオーストラリア地域事務所の移転開設が実質的なものになった。これは当社の今後の業務展開の上でも非常に重要な動きである」とコメント。メタビット社はインベスト・オーストラリアと連携し、今後3年間、管理職、重役のオーストラリア移住を手助けするものである。

オーストラリア地域事務所の移転開設には210万豪ドルの初期投資が必要とされ、10〜20人の雇用が見込まれる。新しくシドニーに開設される顧客支援センターが日本、東南アジアの顧客支援を行うことになるが、これに伴い、従来からあるシドニーの基礎基盤支援部門、ソフトウエアデザイン部門等もこの顧客支援センターに合併される。

メタビット社はFIXを使用し、機関投資家を複数のブローカーに直接接続させることによって日本、アジアの金融市場にアクセスさせることを専門とする。2002年3月にオーストラリア支店を開設したが、これはニューサウスウエールズ州政府、ならびにインベスト・オーストラリアに負うところ大である。
INFLOW AUSTRALIA'S INWARD INVESTMENT NEWS Issue 3 2004年2月11日

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